アイデアの源泉である
真っ白なA4用紙を
すぐに手が届く場所に
大量にストックできて
メモやスケッチも
気軽に立てておける
最もミニマルなスタンドを
つくりました
アオキ
ということで、前のページでお話した「A4コピー用紙を立てておける最強のツール」ができちゃいました!
ツノダ
いやー、これはすごいよ。まずはこの、500枚のA4コピー用紙が立てられた佇まいをみてください。
ハルタ
なにかこう、圧を感じるくらいの塊ですね。
アオキ
紙の塊が「さあ、アイデアを描くのだ!」って迫ってくる感じありますよね。
ツノダ
このUPRIGHTのすごいところが、紙一枚でも、数十枚でも、500枚でも、吸い付くように立つところなんだけど、これってどんな仕組みなんだろう。
アオキ
はい。秘密は2つありまして
1つめは背板の傾斜です。紙がくしゃっとなってしまわない絶妙な角度で紙を置けるようになっています。
ツノダ
例えるなら譜面台みたいな要領だよね。
アオキ
ですね。
そして秘密2つめは受け部分の傾斜です。L字型の鉄板が鋭角に曲がっているんです。こうすることで、紙をより安定させることができる。
ツノダ
でね、ここが今回のキモになる部分だと僕は思うんですけど、この鋭角のおかげで、紙が1枚1枚わずかにずれて重なるわけです。
ハルタ
わずかにずれているから、紙が1枚ずつ取り出しやすくなっている。
ツノダ
ここ、めちゃくちゃ繊細だけど、大事な工夫!
アオキ
そういう工夫で言うと、もう1つありまして。
紙をドーンと置いた上で、受けの部分にペンも置けるようになっています。
ツノダ
うわあ、地味!地味だけど嬉しい!
ハルタ
机の上に、真っ白な紙束がそそり立ち、そこにはペンが一本。これはもう、アイデアを出す脳みそが自然に動いちゃいそうです。
ツノダ
この金属の板自体は、どうやって立たせてあるのかな
アオキ
実は、鉄の棒を裏にねじ込んであります。このねじ込みの量で、若干の角度調整もできるように配慮しました。
ハルタ
分解も簡単にできるんですね。
アオキ
そうです、だから、持ち運びも簡単にできます。
ちなみに、これまでのidontknow.tokyo製品と同様、さりげなく微細なロゴを施してあります。
ツノダ
裏側のこんなところ。またこれは、絶妙な位置だねー。
アオキ
ぜひ実物で注目してもらいたいです。
3.タテとヨコ
ツノダ
そもそもは新品のコピー用紙を置くために作られたUPRIGHTだけど、この紙をスッと立てておける機能って、いざ身近にあると色んなことで役に立つんだよね。
たとえば、資料とか雑誌とか封筒なんかを一時的に置いたり、デザインしたロゴとか図面とかを出力して、ここに立てて眺めてみたり
アオキ
あー、わかります。僕もアイデアスケッチ描いた後にここに立てて眺めてました。なんか、より客観視できる気がするんですよね。
ハルタ
ちなみに、僕が今回面白いと思っているのが、タテとヨコの2タイプあるという点です。
アオキ
そうなんです。A4コピー用紙って、タテでよく使う人とヨコでよく使う人とで分かれると思うので、2タイプを用意しました。
ツノダ
僕は2つとも使ってるんだけど、タテ置きタイプには受け取った資料とかを一時置きして
ツノダ
ヨコ置きタイプにはコピー用紙をそのまま置いてるなあ。
ツノダ
メモとか書いとくと、遠くからでも確認しやすいから良いんだよね。
ハルタ
そうやって使い分けるのもよさそうですよね。
4.紙の棚すなわち
アオキ
なんか、今このUPRIGHTを見てて、ちょっと変なことを思ったんですけど。
アイデアを生業にしている僕たちにとって、A4コピー用紙の束ってアイデアの源泉でもあって、ありがたいものじゃないですか。
そんなありがたいものを置いておくUPRIGHTは、ある意味「神棚」みたいなものなんじゃないかと
ツノダ
たしかに。
ハルタ
しかも「紙(カミ)」だしね。
アオキ
わっ、2つの意味で「カミダナ」じゃないですか!
アオキ
コピー用紙自体は常に移り変わっていくものだから、何かこう、実態がなく常に流れていく感じが、象徴っぽいというか。
だんだん、本当に神棚みたいな存在に思えてきちゃいました。
ハルタ
もういっそね、毎朝このコピー用紙の束にむかってパンパンってして。
ツノダ
そうそう「今日も良いアイデアが出ますように!」って。
ハルタ
いいですね、毎朝やろうかな。
そんなわけで、ちょっと謎の効能も帯びてきつつあるUPRIGHTですがお値段はどんな感じなんでしょうか。
アオキ
今回は、idontknow.tokyoにとって初めての鉄素材を採用していて。マットな粉体塗装を施してますから
ツノダ
鉄と粉体塗装!さぞかしお高いんでしょうー?
アオキ
大丈夫です。フライパンジュウでお馴染みの大阪の町工場、藤田金属さんに最大限がんばっていただいて。
職人が手作りした高いクオリティでありながら、手の届く形で実現することができました!
ツノダ
いわばアイデアのための「カミダナ」ですから。それにふさわしいクオリティのものができたんじゃないかな。
ハルタ
一家に1つUPRIGHTを置いていただいて。
アオキ
素晴らしいアイデアをどんどん出して。世の中を少しでも楽しく明るくしていきましょう!
パンパンッ